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アミューズメント・バリアフリー協会 設立趣旨

 

協会設立に向けて

人にやさしい遊び文化の追求が当協会の目指すものです!

 近年、高齢者やハンディのある方にとって、住みよい、やさしい「福祉のまちづくり」が全国的に広がりを見せる一方、余暇活動の一環として観光旅行の促進が注目されています。

日常生活から開放され、自然に親しみ、地域文化に触れ、人との出会いを楽しむ観光旅行は、高齢者やハンディのある方にとっては、社会参加の機会であり、自信をつけ、心身を健康にする効果を持っていると言われています。

 それならテーマパーク、遊園地もまた余暇活動として、高齢者やハンディのある方にやさしい「遊び文化」を提供する場であるべきと考えるものです。

今日、不況の折、ますます余暇の過ごし方のキーワードが「安(い)、近(い)、短(時間でできる)」であり、その意味でアミューズメント産業は手軽な気分転換として、またすぐ近くにある「非日常空間」として、消費者の生活に密着したレジャー産業として定着してゆくことが予測されます。

その成長のプロセスにおいて高齢者やハンディのある方を無視することは出来ないはずです。

 21世紀型アミューズメントは、従来の若者文化主体のものや遊びの面白さに固執したものとして偏った存在ではなく、高齢者やハンディのある方の側に立ったバリアフリーを捉えた「人にやさしい遊びの文化」を追求することが求められます。

それは誰もが気軽に「いつでも、自由に」アミューズメントにて遊べる環境形成が必要であるというものです。

 このような背景に鑑みて、「遊び文化」を、ハンディのある方と持たない人が共有できるアミューズメント全般の業界がお互いに協力して、今後の福祉社会における各種の支援活動を行い、各専門分野でバリアフリーとしての取り組みを進めることには極めて有意義なことと考えます。

 そのために、私たちは「アミューズメント・バリアフリー協会」を設立し、意欲ある専門スタッフを募り、非営利団体として、アミューズメント関連のバリアフリー促進を通じて社会に貢献しようとするものです。

これらの活動の目標は、アミューズメント業界における、高齢者やハンディのある方が健常者同様に楽しむことができる施設のハード面、受け入れサービス面で改善、改革する部分を調査し、全ての人が快適に過ごせる諸提案を取りまとめる等々、広く公益に寄与するものとします。


アミューズメント側における受け入れ体制の拡充に向けて国や自治体の
施設・制度等に照らし合わせた改革が必要!
法律としては、「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」(1994年9月)があり、公共的性格の建築物に対し高齢者・身体障害者等が円滑に利用できるような措置を講ずる努力義務を課しており、新規建築物は建設省の基礎的基準を満たす必要がある。

次に地方自治法に基づく「福祉のまちづくり条例」は建築物に限らず、通路、公園なども対象とし、面としてまち全体の整備誘導を図るものである。

通産省をはじめ13省庁が捉える「中心市街地活性化法」は、中心市街地の空洞化が発生し、街の経済力のみならず、街のアイデンティティの喪失が危惧されており、その活性化への取り組みとして本年度は一兆円の予算が取られている。

今後の大店法の撤廃により商店街をはじめ、大型店にはアミューズメント施設の併設が見込まれている。


受け入れ体制拡充に向けての基本的な考え方
高齢者やハンディのある方の余暇活動促進を図るための受け入れ体制整備は、ハード面だけではなく、受入れ側の意識やサービス、情報提供等、ソフト面に関わる問題も多いとされます。

施設単体だけではなく、観光地全体の“面”としての整備、さらには社会全体としての意識変革等の問題も見落とすことができず、当協会では、できるだけ多方面から捉え、全方位的な視点に立った提言を行なうものです。


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