2006年デンマークレポート
熟女が見た世界で一番平和な国 (page 1)
アミューズメント・バリアフリー教会理事 天岡 憲子


■研修生は熟女が4人 

 46歳を最若年者とする研修生は看護職・介護職のメンバーだった。
どこで働いていようと、熟年時代は身体もまだまだ動くし、口もやかましい。
今回、初対面のメンバーもタラップを降りる頃には旧知の仲。

 2006年7月9日午後4時、コペンハーゲン空港の人混みで、千葉先生は人待ち顔で立っていた。
待ち人は勿論我々研修生。
迷子にでもなったら
「キャ〜 私ら英語もしゃべれへん。どうしょ〜。キャ〜 ボ−ゲンセなんて田舎どうやって行くん〜」
とんでもない大騒ぎをするであろう事を憂慮してのお迎えだった。

 程なく逢えた!お互いに安堵し胸をなで下ろす。
車体に大きく「日欧文化交流学院」と書いてあるワゴン車に乗り込む。
が・・・千葉先生なにやらゴソゴソ捜している。駐車券が無いらしい。

 自動機でお金を払った時取り忘れたらしい。
(私たちの研修は認知症。着いた途端にもう実習!?)
でも40年デンマークに暮らしている先生、一言何やらマイクに喋りかけたら駐車場のバーがスルスル開いた。 さ・す・が!!

 午後5時、コペンハーゲン中央駅近くのホテルに到着。
千葉先生「ハイ、貴女の部屋は5階です。誤解の無いように」とニッと笑って鍵が渡される。
「ハイハイ」と返事してエレベーターにトランクを押し込む。

 夕食までの時間、ひとりで外に出てみる。
風が強い。いちょうの並木が風に吹かれている。路上の野菜売りをのぞいてみる。
サクランボ300グラム、25クローネ(千円)である。高い!!日本と変わらない値付けだ。
次は食前酒よろしく居酒屋でグラスビールを注文。小さなグラスで400円これもお高い!

 ホテルのロビーで全員集合し夕食に出かける。
ビールとトルコ風料理のバイキング。
皆の視線がイカリングに集中した。
イカのようでイカでない。イカでないようでイカである。
すりつぶしたイカがリングに揚げてある。手のこんだ料理だ。

 時間は午後8時、外はまだ明るい。 日没は11時頃と。
これが白夜か。暮れない夜だ。

 中央駅の反対側にあるチボリ公園に向かう。
入場料1500円は少し高いが、ガイドブックには必見!と書いてあるので園内を歩く。

 雨上がりにあじさいの花が色鮮やかに映えている。
クラシック音楽のライブ、遊覧船では子供達のはしゃぐ声、カップルがアイスクリームをなめながら歩いている。

 平和な国だ。デンマーク。

 翌日は国会議事堂、王宮、古城等の市内見学をして、一路研修先の学院に向かう。


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