2006年デンマークレポート
熟女が見た世界で一番平和な国 (page 5)
アミューズメント・バリアフリー教会理事 天岡 憲子


■共同住宅のエリットさん

エリットさんは元ヘルパーで現在は高齢者委員会の委員長。

高齢者委員会とは町議会に答申したり、各施設を監査するボランテアの会。

共同住宅とは、元気なお年寄りが68平方メートル〜86平方メートルの住宅にそれぞれが住み、助け合って生活する仕組みをいう。

 エリットさんは1991年に夫を亡くされ、広い家では不自由と、10人の仲間と自治体に交渉して、10軒の住宅を建て、一軒は共同で研修会やパーティのために用意した。

* 部屋代は8万円/月であるが、6万円は住宅援助金として補助がある。

* 2000円/月積み立てて皆で旅行する。

* 孤独ではないし、自由がある。 

* 住民が死亡したときは皆で助け合って葬式をだす。

* 5人では住宅を造るのにお金がかかる。20人では多すぎる。

* 1997年には、共同住宅コンテストに入賞した10万円もらった。

笑顔を絶やさず説明を続けるエリットさん。キリッとしていてステキでした。

 共同住宅の共同の家でお話を聞きました。
10人〜20人でのパーティには丁度良い広さの居間。
キッチンは見事に掃除されていて、汚れが全くありません。

 続いて、エリットさんのお家を見学。
ここも清潔なキッチンがあり、深々としたソファーのある居間と、パソコンが置いてある寝室、ミシンが置いてある作業部屋、そして、トイレとお風呂がありました。

身体は元気、ひとりで自由に暮らす空間があり、周りには仲間達がいる。
現在57歳の私ですが今すぐにでも住んでみたい環境でした。


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