2006年デンマークレポート
熟女が見た世界で一番平和な国 (page 7)
アミューズメント・バリアフリー教会理事 天岡 憲子


■学院は若者達でいっぱい

 学院はオーデンセ市ボーゲンセ町、見渡す限りの麦畑の中にある。
周囲には民家が点在するのみで、最寄りコンビニまでは歩いて20分かかる。

 牧場がある。
牛や馬が思い思いに草を食んでいる。
その横で三枚羽の風車がゆっくりと空気を蹴っている。

 町中を車で走ると、360度の地平線に巡り会う。
山も川も存在しない。
ただ草原と麦畑が大地をおおうばかりだ。

 転じて、学院の中は若者達でいっぱい。
デンマークの知的障害者の若者達と、日本からの長期(4ヶ月)の研修生の若者達が共に暮らしている。

 日本の若い女性
「デンマークの知的障害の人と同室で暮らしている。
彼女のペースはとてもゆっくりなので、乱さないよう気を付けている」と話した。

 我々は短期(一週間)なので、食事の時だけ、ホールで彼らと顔を合わす。

 ある日、千葉先生はみんなを連れて、チバヨットスクールを開いたらしい。
ランチを携えてクルージング。
暑いので皆で海へ飛び込み、海中遊泳を楽しんでいると、無人のヨットがドンドン沖へ流されて行ったらしい。追っかけても追っかけてもヨットは行ってしまったと。
勿論、我々のコースにはヨットスクールは無かった。

 又ある日、「今日は完成式のパーテイがある」と。
学院のグランドの一角に知的障害の方々がビニールハウスを作ったようだ。
大きい!!!体育館のようだ。
野菜を作ったりするのだそうだ。

 長期の研修生達や障害者は、こんな風にして自由にそして貪欲にメニューをこなしていた。


page 1←  page 2←  page 3← page 4← page 5← page 6← page 7  →page 8  日程  ↑戻る