2006年デンマークレポート
熟女が見た世界で一番平和な国 (page 8)
アミューズメント・バリアフリー教会理事 天岡 憲子


■デンマ−クは世界で最も住み良い国

 24歳の車椅子の娘(第1子)が言う。
「雨の日、タクシーに乗ったら降りるまで(障害者を乗せてしまった)と言われ続けた」と。

 又、ある日
「電話で連絡をしてバスを待っていたのに、ドアを開けてもらえなかった。
後ろでおじさんが(開けてやれ!!)と叫んでくれて始めてドアが開いた」と。

 「私ら障害者が何度でも乗らんとわかってもらえんのやネ〜」と言う。

 弱肉強食の社会で障害者が果敢に挑む姿が日本にはある。

 しかし、デンマークの人は
「弱い立場の人が、この国に生まれて良かったと言う国は住み良い国である」と言う。

勿論デンマークはノーマライゼーションが生まれた国である。

 関連した記事が、2006年7月の京都新聞に載った。
「幸せになりたい人はデンマークへ」と。

 英レスター大の研究者が発表した。
1)良好な健康管理
2)高い国内総生産
3)教育を受ける機会
4)景観の美しさ
5)国民の強い同一性
これらの条件が整った国の国民は「幸せ」と回答する傾向にあると。

「幸福度一位はデンマーク」であった。

2位はスイス、3位はオーストリア、米国は23位、日本は90位であると。

 日本の高性能な車、
ハイビジョンTV,ハイテクなIT、高い技術の医療等々は競争社会が生み出した産物だ。
だが、経済大国の幸福度は低い。

 経済大国と福祉大国。 日本とデンマーク。
国の規模も違うし、目指す方向も違う。

 しかし、すべからく人間は幸せになりたいと願っているものである。


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