外壁塗装

外壁塗装で失敗しない為に知っておくべき7のコト

一軒家を購入して十数年、外壁の劣化が気になり始めて修理をしたいけど、失敗はしたくないですよね。

外壁塗装は、ほかのリフォームと違い失敗やトラブルが多いといわれている工事です。
多くのリフォーム業者が、格安キャンペーンをやったり、訪問営業などで宣伝をしていますが、そういったところに飛びついてしまうと、塗り替え数年後に後悔をしてしまう恐れがあります。

そんな外壁塗装で失敗しないためには、失敗しない方法を知っておくことが非常に重要です。
今回は、外壁塗装で失敗しないしたい為のポイントを、詳しく7項目に分けて解説します。
私は現在も現場の最前線で働いており、働いた経験を活かして以下のポイントで後悔しない外壁塗装のお手伝いをできればと思っています。
正しい知識をつけて、外壁塗装を成功させましょう!

知識①:外壁塗装に失敗やトラブルが多い理由

冒頭でもお話しした通り、外壁塗装は他のリフォームと比較しても失敗やトラブルが非常に多い工事となっております。

その理由として、外壁塗装は非常に手抜き工事をしやすいリフォームと言われており、手抜きをしたかどうかが分かるのは、工事完了直後には分かりにくく、工事完了から数か月~数年立ってようやく判明するからです。
そのため、外壁塗装工事は手を抜くつもりがあれば、いくらでも手を抜くことができるんです。

例えば、工事費を200万円払って、200万円の価値がある工事をしてくれる業者もしれば、50万円ほどの価値しかない工事をする業者も存在しているのです。
このような手抜き工事業者に依頼し失敗した経験がある人には共有点があります。 それは「外壁塗装に関しての知識がなかった」です。

知らないままリフォーム業者の説明を鵜呑みにし、知らないところで手抜き工事をされ失敗してしまっているのです。 この先で、あなたが外壁塗装で失敗しない為の知識を、塗り替え時期から相場費用までまとめていますので、よく読み活かして頂ければと思います。

知識②:外壁塗装を行うべき理由

どうして定期的に外壁を塗り替える必要があるのでしょうか?
その理由は以下の2点です。

<div class=”concept-box1″><p>・家の見た目
・家の保護</p></div>

家の見た目

ひとつ目の「見た目」は、気持ちよく家に住むために必要になります。

車や洋服も定期的に洗わないと汚れだらけで汚くなってしまいますが、家も同じで新築でも5年も立てば汚れがかなり目立つようになってきます。
汚れている車に乗ったり、汚れている服を着るのは、自分はもちろんのこと、周りの人から見ても決して気持ちがいいものではないですよね。
そのため、汚れが目立ってきたら塗り替えを行う必要があるんです。

ただ、中には見た目も気にならないからといって、塗り替えをしない人もいますよね。 そういう人は二つ目の「保護」の機能を見落としてしまっております。

家の保護

二つ目の「保護」は、家を長く住んでいくために大切です。
まだ自分の家は大丈夫だろうと、外壁塗装を定期的に行う事を怠ると、家の寿命は塗り替えを行っている家に比べどんどん短くなっていってしまうんです。
そして結果として、修繕費のほうが何百万も高くついてしまうケースも頻発しております

外壁塗装は、強い日差しや雨雪、台風といった過酷な自然環境から常に家全体を守っているいわばバリアのようなものです。
家の外壁はモルタルなどでできており、一見かなり丈夫そうにも見えますよね。
それは上から塗料を塗っているから丈夫なだけであり、塗料がなければ非常に脆く、雨だけでもすぐに劣化してしまうようなものなんです。
その塗料も時間の経過とともに少しずつ劣化していき、放置しておくと塗料がなくなり、家のバリアが無い状態にさらされてしまうんです。
そうなってしまえば、家が破損するのも時間の問題となってしまいます。

知識③:メンテナンス費用を最小にする方法

実は外壁の早期治療より、さらに費用の掛からない方法があります。

それは「予防治療」です。

インフルエンザの予防方法と同じで、家も適切なタイミングで外壁を塗り替える事が最も費用の掛からないメンテナンス方法なんです。
症状が出てからや重症化してからでは、既に手遅れになっており膨大な費用が発生し後悔してしまう場合が多いんです。
そうならない為にも、症状が出る前に外壁の塗り替えを行い、できる限り安く、長く住んでいけるよう心がけることが大切です!

知識④:ランニングコストを抑える方法

失敗せず外壁塗装を行うには、【ランニングコスト(=維持費用)】に対する考え方も非常に重要になってきます。

普段過ごしていても、ガソリン代が高いからと、多少高くても長期的に見れば安くなる電気自動車を買ったりと、【今後どのくらいの費用がかかるのか】を考えて得をする方法を選んだりしますよね。
同じように、外壁塗装についても、ランニングコストの考え方が大事なんです。

外壁塗装は、使用する塗料によって耐久年数が大きく変わってきます。 そのため、耐久5年のもので40年過ごしたら合計8回の塗り替えが必要ですが、耐久年数10年のもので40年過ごしたら合計4回の塗り替えで済みますよね。

ここで重要な事が、耐久年数が長い塗料になるにつれ、当然のように材料費は高くなってますが、実は外壁塗装にかかる費用の大半は職人さんの人件費や足場代なんです。
つまり、材料費が多少高くても、耐久性の高い塗料を塗った方が、長期的にみると格段に安く済みお得という事です。

長期的に使用するものに関しては、目先の安さで飛びついてしまうと損をしてしまう事が多いということを肝に銘じておき、よく計算をしてお得な考え方を身につけましょう!

知識⑤:塗料の種類と耐久性

先ほどの内容で、少々価格が高くても耐久年数の高い塗料がお得という事は理解頂けたかと思います。 ただ、数千円~数万円と価格幅が大きいが、値段と耐久年数がすべて比例するわけではないので注意が必要です! では。実際どのような塗料が長持ちするのか。その判断に必要な知識をお教えいたします。 塗料の耐久年数を判断するには、塗料の成分だけ分かれば平均的な耐久年数を知ることが可能なんです。 その種類は大きく分けて4つあります。 ・アクリル樹脂 ・ウレタン樹脂 ・シリコン樹脂 ・フッ素樹脂 分かりやすくまとめた表を作成しました!

失敗しない塗料の選び方

外壁塗装を検討する際には、「どんな色にしようかな」と思うことももちろん大切ですが、それ以上に「どの塗料で塗ろうかな」という事は失敗をしないうえで更に重要な事です。

ただ、塗料選択は、長年外壁塗装工事をしてきたプロでさえ苦労します。
先ほど、塗料が成分により「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」の4種類に分けられる事を説明いたしました。
しかしその4種類の中には、さらに下記の項目に分かれているんです。

・溶剤タイプ、水彩タイプ
・硬質タイプ、弾性タイプ
・薄塗タイプ、厚塗タイプ

そのほか、低汚染性、防カビ性、防藻性、断熱性などきりがないほど細かいタイプに分かれているんです。
更には、各塗料が何社もの塗料メーカーから発売されており、無数にある状態です。
その中から、自分で塗料を1つ選ぶ事がどれほど難しいかは理解いただけたかと思います。

そのため、外壁塗装業者が寄り添った正しいアドバイスをしてくれるかが、失敗しないためにも非常に重要になってきます。

メンテナンス不要の塗料はあるのか

もちろんありません。
そんな塗料を説明してくる業者は100%悪徳業者なので、言われたらほかの業者にお願いしましょう。

知識⑥:外壁塗装時の保証書を信用しすぎない

タイトル通り、保証書を信用しすぎるということも失敗とする理由になります。
「え?保証書も信用できないの?」と思ったかと思いますが、これから詳しく説明していきます。

まず、この説明をする前に、「耐用年数」と「保証年数」について理解する必要があります。

耐用年数とは

耐用年数とは、塗り替えを行ってから月日がたち、また塗り替えをしなければいけなくなるまでの期間のことです。
ここで問題になるのが、塗膜劣化の流れは下記のようになっており、どの外壁の状態を塗り替えが必要と判断し、耐用年数と呼ぶかです。

▼劣化の流れ
色褪せ→チョーキング→浮き→剥がれ

大半の塗料メーカーは「チョーキング」を塗り替えの基準としていることが多くなっております。
つまり、耐用年数10年の場合、10年間はチョーキング・浮き・剥がれが発生しないことになります。

保証期間とは

保証期間とは、使用した塗料ではなく、外壁塗装作業に問題があり、短期間で塗装がはがれてしまったりした場合に、業者が無償で修繕を行ってくれる期間のことです。

以上を踏まえ、外壁塗装の保証において問題になることが出てきます。
それは、工事から数年後に欠陥が見つかった場合、責任はどこにあるのかという問題です。

例えば、実際に欠陥が見つかった際、外壁塗装業者に相談し「これは塗料自体の問題なので保証対象外です。塗料屋さんに問い合わせてください」と言われてしまったらどうしましょう。
更に、塗料屋さんに問い合わせたら「塗料ではなく施工技術の問題です。」と言われたら、保証の意味がありませんよね。

また、他にも「外壁自体の寿命による剥がれなので対象外です」などと、さまざまな理由をつけて断ってくる業者も存在します。
それもそのはず、外壁塗装をする際には人件費のみでなく、足場屋など外注が必要にもなるので、かなりの損失になってしまうんです。

他にも、15年保証といい高値で外壁塗装を行い、いざ問い合わせたら倒産しているという、いわゆる「塗り逃げ」を行う業者も存在してます。

以上のことから、保証がつくからといった理由のみで業者を選ぶのは危険なので、信用しすぎてはいけません。
もちろん、しっかりとした保証をしてくれる業者もいますが、上記のような悪質な業者がいるということもしっかり認識しておいてください。

知識⑦:根拠のない値引きには注意

「業者の方がいい人で、数十万円も安くしてもらった」というのは、この業界ではよくある話です。

本当にいい人だから値引きしてくれたのでしょうか?
業者も営利団体なので、もちろん利益を上げることを大事にしています。
そんな中、利益に見合わない値下げを外壁塗装業者は行いますでしょうか?

応えは「No」です。

例えば「塗料を●●から××に変えれば30万円安くできます」といったような、具体的な値下げ根拠を説明してもらえる業者であれば信用しても大丈夫ですが、「お宅だけ仲良くなったので特別に値下げします」といったような、根拠のない値下げは非常に注意が必要です。

 このような根拠の無い値下げができる業者は「定価がぼったくり」もしくは「適切な施工を使用せず、手抜き工事をしている」場合がほとんどです。
なぜなら、適切な材料を適切な料金で提供している優良業者は、もとより適切価格で見積もりを出しますので、値下げをしたら利益がマイナスになってしまい、基本的に大幅な値下げはできないんです。

冒頭でもお話しした通り、外壁塗装は手抜きをしようと思えば手抜き工事ができる仕事です。

更に、手抜き工事は完了から数年立ちようやく判明するので、大幅な値下げを行う業者は、実際とは違う塗料を使用したり、薄塗したりなどあの手この手で手抜き工事を行ってきます。
そのため、失敗しないよう安い業者に依頼するだけの人も、結局最終的には失敗で終わってしまいますので注意をし、信用で外壁塗装業者を選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 外壁塗装は適切な知識をつけることで、失敗を事前に防ぐことができます。

悪徳業者に依頼をせず、しっかりと自分の知識を活用し優良業者とあなたが出会えることを祈ってます。

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