外壁塗装

〈2020年最新〉知らないと損! 外壁塗装時に利用できる助成金の受け取り方を徹底解説!金額・申請時期・注意点は?

築年数が経過した家も、外壁塗装をすることで新築と見違えるほどキレイにすることが可能です。
このような外壁塗装は予想以上に安くできるケースがあります。
実際、自治体の助成金などを利用すると費用の負担が軽くなります。
ここでは、これから外壁塗装をする際に知っておきたい助成金について解説していきます。
どのような助成金があるかや受け取るときの流れ、注意点などをチェックしましょう。

外壁塗装は助成金の対象?

所定の条件を満たした場合に、一定の金額が市町村の自治体から助成金を受け取ることができます。外壁塗装をするときには、どのような助成金が利用できるのでしょうか。

外壁塗装は住宅のリフォーム工事の助成金が利用できる

外壁塗装をする際には、中古住宅を対象にした自治体のリフォーム助成金が利用できる可能性があります。
このような助成金は「中古住宅リフォーム工事助成金」などのさまざまな名称がついています。
具体的にどのようなリフォーム工事が助成金の対象になるかは自治体によって変わってきます。
屋根や屋上などの一部分の工事のみが対象になるケースもあれば、外壁や外構も含め、住宅全体の改修工事が対象になるケースもあります。
外壁も対象になっている助成金なら、塗装の際にも申し込みができる可能性が高いです。

エコな外壁塗装のみが対象になるケースもある

自治体によっては、助成金の対象を遮熱効果や断熱効果がある塗料で外壁塗装をした場合に限定しているケースもあります。
遮熱効果や断熱効果がある塗料は、太陽光線をカットすることで建物の温度が上がり過ぎるのを防ぎます。
こういった塗料を使った外壁塗装は建物から放出される熱が抑えられたり、室内の冷房の効率がアップするのがメリットです。
ヒートアイランド現象や地球温暖化などを意識する自治体では環境問題を減らす目的で、エコなリフォーム工事を促進するような助成金を用意している場合があります。

外壁塗装で受けられる助成金の金額と例

外壁塗装が対象になる助成金には、実際にどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、2020年の時点で全国の自治体が用意している助成金の例と金額をご紹介します。

東京都墨田区の「地球温暖化防止設備導入助成制度」

東京都墨田区が実施しているこの制度では、地球温暖化防止に役立つ外壁塗装をした場合に助成金が給付されます。
助成金は工事費用の10%まで支給されますが、戸建て住宅や事業所の場合は20万円が上限額です。
新築の建物は対象になっておらず、中古住宅の外壁塗装をしたときのみこの制度が利用できます。
ちなみに、墨田区の制度は外壁と屋根の塗装を併せて行うことが助成金を受け取るための条件です。
外壁のみの塗装の場合は助成金の利用はできませんので注意が必要です。

神奈川県海老名市の「三世代同居支援リフォーム助成金」

三世代が同居する世帯のリフォーム工事を対象にしているのが、神奈川県海老名市のこちらの助成金です。
「三世代同居支援リフォーム助成金」の対象になるリフォーム工事は外壁塗装をはじめ、浴室工事や電気設備工事など多岐にわたります。
外壁塗装で使用する塗料にも特に指定はありません。
ただし、申し込みの条件には三世代で同居していることや世帯に22歳以下の子がいることなどがあります。
助成の金額は工事費用の2分の1で、上限額は20万円です。この助成金は10万円を超える工事をした場合が対象になります。

北海道帯広市の「住まいの改修助成金」

帯広市のこちらの制度はリフォームで住宅の耐久性をアップしたり、省エネ化設備を取り入れたりしたときに助成金がもらえるようになっています。
床の段差をなくすなどユニバーサルデザインを導入したときにも対象になるため、いろいろなリフォーム工事で使える制度です。
外壁のリフォームでは、壁の寿命を延ばすための塗装工事や防火性をアップする工事などが対象になります。
助成金は10万円以上の費用がかかったときに申し込みが可能で、上限額は5万円です。
こちらの助成金は空き家を購入してリフォームをするときにも利用できますが、世帯収入などに制限があります。

兵庫県明石市の「明石市住宅リフォーム助成事業」

外壁や屋根、ベランダ、台所などのさまざまな部分のリフォームで利用できるのが「明石市住宅リフォーム助成事業」です。
この助成制度では耐久性を高める一般的なリフォーム工事はもちろん、省エネ化や防災化、バリアフリー化のリフォームなども対象になります。
助成の上限は工事費用の10%で、最高で10万円が給付されます。
ちなみに、助成金の給付は明石市内にある居住用の住宅をリフォームしたときに限られます。

外壁塗装で助成金を受ける方法とその流れ

外壁塗装の助成金を実際に申し込むときには、どのような流れで手続きをすれば良いか気になるでしょう。
自治体の助成金は募集期間が決まっていることが多く、先着順で受付が締め切られてしまう場合もあります。制度の詳細について知りたい場合は、早めに自治体に問い合わせて確認しておくのがおすすめです。
ここでは、助成金の申請をしてお金を受け取るまでの主な流れをご紹介します。

①申請時期をチェックしておく

リフォームの助成金を申し込むときは、申請の受付が始まる時期をまずチェックしておきましょう。タイミングを逃すと、翌年まで申し込みができないケースもあります。

②施工業者を選んで見積もりを取る

助成金の条件をひと通り確認したら、施工業者を選んで見積もりを依頼します。見積書の様式は自治体のホームページなどから入手できる場合もありますので、確認しておくと便利です。

③自治体に申請をする

依頼する施工業者が決まった後は、自治体に助成金の申し込みを行います。募集件数が少ない助成金の場合は、申請の前に抽選が行われるケースも少なくありません。申請の際にはリフォームする場所の写真や住民票などが必要になる場合もありますから、漏れがないように準備しておきましょう。

④交付決定の通知書を受け取る

申請が受理されて助成金の給付が決定すると、自治体から交付決定の文書が発行されます。決定の際には審査が行われるため、文書が発行されるまでに数週間程度かかることは知っておきましょう。

⑤施工業者と契約を結んで工事を開始

交付決定の文書を受け取れば、いよいよ施工を開始することができます。施工の方法や使用する塗料などが申請した内容に沿っているか、業者としっかり確認しましょう。

⑥自治体に工事完了の報告をする

施工が完了した後は施工業者に費用を支払い、現場の写真や領収書などを添付して自治体に完了の報告を行います。申請した内容と相違がなければ、正式に助成金の給付が決定されます。

⑦助成金を受け取る

工事の完了から助成金を受け取るまでは、だいたい2週間から1カ月前後かかります。お金は、申請者の口座に振込で支払われるのが一般的です。

外壁塗装で助成金を受ける際の注意点

外壁塗装の助成金にはさまざまな条件が設けられていることが多く、場合によっては制度が利用できないこともあります。
申し込みをする前に押さえておきたいのが、次のような注意点です。

地方税を滞納している人は助成金を受けられないことが多い

助成金は、固定資産税などの地方税を怠りなく納付していることが条件になっているケースが多いです。税金を滞納している人は他の条件を満たしていても助成金を利用できないことがあるため、注意しましょう。自治体によっては、税金の完納を証明する書類の提出を申請の際に求めるケースもあります。これから助成金を利用したいと考えている人は、未納分がないようにしっかりと税金の納付を行っておきましょう。

住民登録が必要になる場合がある

自治体の助成金は、その市町村に住民登録をしていることが条件になっているケースも多々あります。実際に居住していても、住民票が他の市町村にあると助成金の対象外となる可能性が出てきます。引越しや相続で手に入れた家の外壁塗装をするときは、住民登録の有無が条件に入っているかについてもよく確認しておくことが必要です。

施工業者が自由に選べるとは限らない

助成金を利用して外壁塗装をするときには、自分で自由に施工業者が選べるとは限りません。自治体によっては、地域の施工業者を利用してリフォーム工事を行った場合にのみ助成金の対象としていることもあります。インターネットなどで見つけた遠方の業者に依頼をしたくても、助成金を得るためにやむを得ず地元の業者を利用しなければならない場合もあるかもしれません。指定の施工業者が少ないときには、料金の交渉が難しくなる可能性もあります。

複数の場所の施工を同時に行うことが条件になっている場合もある

外壁塗装を対象にした助成金は、屋根と外壁など複数の部分をセットで塗装することが条件になっているケースも見られます。このような条件がある場合、屋根も一緒に塗装をしないと助成金の申し込みは難しいです。外壁と屋根の両方の工事をするときには、費用の合計額や業者の選び方なども考える必要があるでしょう。

他の助成金と併用できない場合がある

福祉や事業に関する他の助成金を受けている人は、外壁塗装などのリフォーム工事の助成金が利用できない場合もあります。過去に何らかの助成金を受けたことがある人も対象外となる場合があるため、注意が必要です。

工事は決定の通知を受けてからスタートする

確実に助成金を受け取るには、工事を始めるタイミングにも注意しなければなりません。工事は、自治体から交付決定の文書を受け取ってからスタートするのがベストです。文書が発行される前に工事を始めてしまうと、助成金が受け取れない場合もありますので注意しましょう。

申請の代行は信頼できる業者に依頼をする

施工業者は、助成金の申請代行も行っています。助成金の申請手続きは少し面倒なこともあるため、「代行してもらえればラク」とよく考えずに業者に任せてしまう人もいるかもしれません。ですが、このような申請代行は信頼できる業者かどうかをしっかりと見極めてから依頼することが大切です。手抜き工事などをする業者に依頼してしまうと、助成金がもらえても結果的に損をしてしまう可能性があります。